カケスガ峯(かけすがみね)(標高1340m)

山・カケスガ峯ある記
 3月になると雪が解け山形市街に雪がありません。広い駐車場の片隅に重機で掃き集められた少し汚れた雪山が見えます。今年は例年になく雪の降り方が静かでした。
 笹谷峠冬期間車道閉鎖車止め前の駐車場所から笹谷峠旧街道を歩く。山地は積雪が有り山遊びを楽しむに程良いと思われました。笹谷峠八丁平から見えるカケスガ峯(1340m)に向かって歩く。雪が絞まった状態で歩着やすいのですがアイゼンを履き、カンジキはザックに括り付けブナ林を登る。山頂付近は雑木や笹藪があり雪が少ないのが解る。山頂から笹谷峠・山形神室・神室岳・大東岳・葉山・月山・朝日連峰など展望できる。前山に登り蔵王山(熊野岳)・雁戸山(1340m)を見渡しながらコーヒーを飲みながら休憩です。がんどう鋸を思わせるところから雁戸山(ガンド山)との由来があると人伝てに聞いていますが本当の事はわかりません。笹谷峠からは仲間内で呼ぶルート1で下山でした。山形市街から見る雁戸山の姿は頼もしいと思う時があるのです。
 カケスガ峯に東北電力マイクロ波無線反射板碑と管理小屋(廃墟)があります



カケスガ峯(1340m)中央・前山(1393m)から展望
左手より山形神室(1344m)仙台神室(1356m)大東岳(1365m)


カケスガ峰三角点を前景
中央に雁戸山(1485m)右手に前山(1393m)


朝日連峰を遠く望む
廃墟小屋と右手カケスガ峰東北電力マイクロ波無線反射板碑


雁戸山蟻の戸渡り手前分岐
雁戸山・笹谷峠・新山に至る分岐案内・奥に熊野岳(1841m)


朝日連峰
少しズームしての風景


雁戸山と蔵王山の山並み
雪景色の雁戸山を見に前山に登る


笹谷峠・山形神室・仙台神室・大東岳 カケスガ峰山頂付近からの展望


ブナ林・足跡は山頂方向に向いている
カケスガ峰へ笹谷峠八丁平からブナ林を直登


カケスガ峰 電波塔は笹谷峠八丁平から登る目印


鶏亀地蔵菩薩
笹谷峠八丁平の六地蔵は道標になる
笹谷峠冬期間車道閉鎖車止め前に駐車場所から笹谷峠旧街道を歩く

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成28年3月16日(水)晴

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