亀割山(かめわりやま)(標高594m)

 義経、弁慶伝説・文治三年(1187年)春、兄頼朝の追討を逃れ、奥州平泉に落ちのびる義経主従13名が亀割峠を越え当地にさしかかった時、かねて身重の北の方が急に産気づき途方にくれた義経は亀割山中の観音堂に北の方を休ませ、弁慶は産湯を求め沢へと下った…義経の子「亀若丸」誕生… 山形もがみ温泉郷・義経弁慶伝説の湯 瀬見温泉旅館組合より
  義経記によると、文治三年(1187年)出羽国に入った義経一行は霞ヶ関から清川まで陸路、清川から本合海で船を使い、本合海から再び陸路で奥州、平泉を目指したといわれています。義経、弁慶伝説が残る亀割峠歩きです。


記念撮影・笑顔いいね
亀割山山頂広場・標高推定626m


亀割山・中央奥の山
瀬見大橋から望む・駐車場で準備(9:35)


北の方がお産をした際に加護のあった
観音様を祀っている・階段を上ると観音堂


亀割峠・案内板
文治三年春義経主従十三人が平泉に向かう途中…


JR陸羽東線(歩道トンネル)
左右を確認・十分注意して渡ろう


杉倒木を越えて


“休憩”と誰かが叫ぶ、そして休憩


雰囲気の良い峠道
つずら折を堪えて登りホット一息


足元に注意の沢道・ゆっくりね・・・


ブナ大木の峠道・急登


しばらく急登が続く
呼吸を整えながら歩いてね。


杉大木そして奥の院


奥の院
義経北の方御産の跡 石碑


奥の院
休憩・水分補給(10:50)


ブナ林・山頂尾根はしばらく辛抱


尾根分岐・↑亀割山山頂広場へ3分
←休場登山口へ70分・瀬見温泉口へ70分→


亀割山山頂広場・標高推計626m
東方三角点594mはヤブの中 とあり


新庄市街地方面を眺め
山頂広場で各自、思い思いに休憩(11:45)

 標高の高い山々は雲の中、杢蔵山の電波塔は見えたのですが、鳥海山・月山・神室連峰は雲の中、上空は青空なのに残念。
 瀬見温泉共同浴場・せみの湯で汗を流す。
 義経伝説の歴史に思いを馳せながら歩こう。山頂は鳥海山・月山・葉山・神室連峰等が見渡せる360度のパノラマ。〔★4〕歩行4時間・累積標高差/約510m・時間/7:30出発‐16:30到着
アプルス(NPO法人生涯スポーツ振興会)企画案内  参加者14名・スタッフ3名

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
鳥海山登山ガイド協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 令和5年9月17日(日)晴

前回の亀割山
令和元年9月1日(日)撮影
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