亀割山(かめわりやま)(標高594m)

亀割山(594m)新庄市・最上町、瀬見温泉登山口から登山、温泉駐車場を拝借して準備を整え歩き出す。祭り姿の親子連れの方に会い挨拶。瀬見まつり(義経弁慶供養祭)瀬見温泉街の中心に鎮座する湯前神社の祭礼、毎年8月31日と9月1日に開催されます。との事。湯前神社祭礼準備中の所を失礼しながら参拝を済ます。
瀬見橋から国道47号横断歩道を渡り左手に歩くと亀割子安観音お堂あり、参拝。亀割峠・文治三年春義経主従十三人が平泉に向う途中今の新庄市休場よりこの亀割山にさしかかった時北の方が産気づき中腹の山中で亀若丸を出産されたと伝へられております。ここより約二千米ほどのところに奥の院として残っております。この亀割観音はその由来にちなみ昔より子授けと安産の神として広く信仰され子安観音像が祠られております。案内板あり


亀割峠
義経主従十三人が平泉に向かう途中いまの新庄市休場より亀割峠を越えた


亀割山標高594m・小国川、弁慶大橋と山並み
奥にある中央の頂と思われる。手前の尾根につづらおりの急登


亀割山山頂広場・標高推定626m・東方三角点はヤブの中・標柱
近くの山並みは見えるが鳥海山、葉山、月山、神室連峰は薄雲の中


山頂広場から新庄市街地が望める
後方から杢蔵山、八森山、火打岳、小又山などと聞こえてくる


↑亀割山山頂広場へ3分←休場登山口へ70分温泉登山口へ70分→
亀割峠路の展望場所、亀割山594m三角点は何処かな


ブナ林の峠道
杉林を抜けブナが明るく感じる、登る姿がいいね!


奥の院・義経北の方御産の跡 石碑・杉大木、後方に祠
義経、北の方、亀若丸、弁慶,従人の峠越へに想いを寄せて撮影


峠路の沢
沢沿いなので緩い足元に十分注意の登り下り


杉林を抜け急登つづらおり
ちょっと一休み水分補給で整える、登り下り


JR陸羽東線(歩道トンネル)瀬見温泉駅は近い
左右を確かめ間合いを取り十分注意して渡りましょう。


亀割子安観音・石段を登るとお堂
北の方がお産をした際に加護のあった観音様を祀っている。


湯前神社(9月1日供養祭)
弁慶によって発見された瀬見温泉の守り神が祀られています。
最上町観光協会、瀬見温泉旅館組合散策マップ資料参考

文治三年春義経主従十三人が平泉に向かう途中今の新庄市休場よりこの亀割峠にさしかかった時・・・この案内文章を読んでいると牛若丸、弁慶が五条大橋で出会う絵本の続きで、長い長い歴史(鎌倉時代)の一瞬が亀割峠、奥の院、北の方、亀若丸、義経、弁慶と瀬見温泉など絵空事の感覚・不思議な気持ちになるのでした。
アプルス(NPO法人生涯スポーツ振興会)トレッキング 企画
9月1日(日)亀割山594m 新庄市・最上町
山頂から鳥海、月山、葉山、神室連峰が見渡せる、やまがた百名山
{★4}歩行/3時間30分 標高差/456m 時間/7:30出発~16:30分解散 ルート/瀬見温泉~山頂~瀬見温泉・入浴、ゆめみの宿観松舘
参加者14名・スタッフ2名
8月下旬雨の日が続き心配しましたが9月1日(日)晴

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 令和元年9月1日(日)晴時々曇

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