小又山(こまたやま)(神室連峰)(標高1367m)

山・小又山ある記
 端正な姿をした神室連峰の最高峰
 小又山は神室連峰の中央部に位置し、端正な姿で、ひときわ目立つ存在だ。特に雪をつけた春先に、新庄盆地、最上盆地から眺める山脈の中に、その美しさは際だっている。神室山をわずかに抜いて連峰の最高峰でもある。(山形県の山、山と渓谷社・斎藤政広)より。
 金山町神室ダムを通り有屋登山口で装備を整え歩く。しばらく川添の道を歩くと沢合流点を過ぎ長沢を徒渉し、ブナ大木や炭焼釜跡が残る登山道を歩き二俣、ウチノスミ沢で休憩する。ここから急勾配の尾根道ブナ林を登り春日神の岩に「出ると展望が開ける。しばらく登ると八幡神、有屋口と前神室山の尾根分岐を確認して神室山(1365m)に登る。神室小屋泊、早朝、神室山山頂を通り、天狗森(1302m)神室連峰の最高峰小又山(1367m)に登り、来た登山道を神室小屋に帰り泊です。
 神室連峰の登山道は刈払いガ良く草花を楽しめた。センジュガンピ・ハクサンフウロ・ツリガネニンジン・トウゲブキ・ノギラン・タテヤマウツボグサ・オオバツツジが咲いていた。



小又山(1367m)・神室山山頂付近からの展望
神室連峰の中央に位置し連峰の最高峰
天狗森(1302m)小又山(1367m)右奥に火打岳(1238m)と続く山並み


小又山山頂
神室連峰最高峰小又山1367m・霧で周辺風景が見えず


根崎口・小又山の分岐案内
神室山山頂から小又山への途中分岐・ちょっとした心使いがうれしい


神室山(1365m)山頂
神室神が祀られている頂・小又山へは頂右の登山道を下る


神室山避難小屋
神室連峰山歩きを楽しく快適に過ごせる小屋


神室山山頂付近からの風景
奥に前神室山(1352m)
八幡神分岐までの間に栗駒国定公園神室山の表示版(レリーフピーク)と呼ぶ頂きあり


八幡神・有屋口と前神室山の分岐案内(1325m)
急な登山道を登り詰め八幡神からは快適な尾根歩き


二俣・ウチノスミ沢・ちょっと休憩
ここから急勾配の登山道・ブナと風景を楽しみゆっくりと登る


ブナ大木や炭焼釜跡が残る登山道を歩く


有屋口登山道口・登山届の確認
神室避難小屋泊で小又山登山登山を計画


登山道に咲く花
トウゲブキ・ハクサンフウロ・ツリガネニンジン

19日(火)小屋泊、有屋口9:30~神室避難小屋15:30
 夕食時、雨森様、山中様、桑原様に大変お世話になり感謝
20日(水)神室小屋~小又山往復(6:40~14:00) 小屋泊
 草花に気使いながらの刈払いと思われる登山道でした
21日(木)神室小屋6:30~有屋口11:20
案内 写真家:斎藤政広氏

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成28年7月19・20・21日
(神室小屋2泊)
山形県の山の地図に戻ります。
ブラウザの「戻る」ボタンをご使用いただくと、
地図の元の場所に戻ります。