地蔵岳(じぞうだけ)(蔵王)(標高1736m)

山・地蔵岳ある記
 蔵王の樹氷を鑑賞できる時期になると多くの観光客やスキーを楽しみに訪れる。蔵王山麓駅線ロープウェイ山麓駅~樹氷高原駅~地蔵岳山頂駅がいつも観光客で賑やかになっている。
 山麓駅を始発に乗り、地蔵岳山頂駅から濃霧の中を地蔵岳(1736m)に登る。霧が晴れるののをしばらく待つが霧の中を下山する。雪で埋もれた地蔵尊の顔を出してあげる作業中に参拝していると、とつぜん霧が晴れ地蔵岳が現れる。急いで樹氷の写真を撮り、駅に置いてある山スキーを担ぎザンゲ坂に歩く。スキーを履きザンゲ坂の途中まで滑り滑降の邪魔にならい場所で樹氷を写す。そこで明治大学の学生さんと先生から快く写真を撮らせていただく。ユートピアゲレンデ付近は霧の中でしたが、會田インストラクター案内の共立女子大山岳部OG会メンバーさんを撮らせていただきました。茨城から来た方やゴジラのぬいぐるみを着た方などと出会いがありました。
 蔵王樹氷のできる条件で検索すると蔵王温泉観光協会資料の樹氷が出来る過程が説明されています。



樹氷・地蔵岳(1736m)
樹氷鑑賞に多くの観光客やスキーを楽しみに訪れる


茨城から蔵王にとの事
地蔵岳山頂駅前で撮影・この時は霧の中


埋もれた地蔵尊の顔を出してあげる作業中
地蔵尊は高さ2m30cmほど(こんな積雪は初めて)


地蔵岳(1736m)樹氷
山の西斜面を中心に強風が吹き抜ける場所が樹氷になる


樹氷と青空・ザンゲ坂途中の風景
本日の青空は午前中の数時間でした


ザンゲ坂より樹氷高原駅方面を望む
西側方面は霧の中
もうすぐ霧の中になるでしょう


明治大学の学生さんと先生
ザンゲ坂で快く写真を撮らせていただきました


アオモリトドマツの姿
ユートピアゲレンデ付近は霧の中


共立女子大山岳部OG会の方
會田蔵王山岳インストラクター案内


出会い・始発のロープウェイ内にこんな方が
蔵王山麓線ロープウェイ山麓駅~樹氷高原駅~地蔵岳山頂駅

樹氷は、「アオモリトドマツ」に
①着氷(雪雲の中の「過冷却水滴」枝や葉にぶつかり凍りつく)
②着雪(着氷のすき間に多くの雪がとり入れられる)
③焼結(0℃付近の雪は互いにくっついて固く絞まる)
という現象が繰り返され風上に向かって成長する
蔵王温泉観光協会資料より  アオモリトドマツ(オオシラビソ)

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
撮影 平成26年2月20日(木)

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