地蔵岳(じぞうだけ)(蔵王)(標高1736m)

アオモリトドマツ再生!アオモリトドマツ美しい“蔵王の樹氷“を次世代へ
 それは圧倒的な迫力の造形美・それは静かにたたずむ巨象群・それは幻想の世界に誘う感動・蔵王の樹氷・蔵王に多く自生する針葉樹、樹氷になる木「アオモリトドマツ」しかし、その「アオモリトドマツ」は平成25年(2013)に発生したトウヒツヅリヒメハマキの食害と平成28年(2016)以降に衰弱した木がトドマツキクイムシの被害により広範囲に枯死する深刻な状況に、年々その姿も小振りで期間も短くなってきて、近い将来、今までのような樹氷が見られなくなるかもしれない。だからこそ、今、みなさんに蔵王の姿を観てほしい、!“蔵王の樹氷知ってほしい、!「観ること」「知ること」が蔵王の樹氷を守る第一歩!
蔵王の樹氷―山形市観光協会より



地蔵岳 1736m
アオモリトドマツを前景に、いろは沼周辺より


地蔵岳1650m付近
山頂より少し下り樹氷を楽しむ


青空に樹氷が映える
地蔵岳(1650m付近)


地蔵岳(1650m付近)
風の通る跡と樹氷を楽しむ


白い三角山(中丸山1562m)付近に雲が
雪の吹き溜り場所の樹氷脇は注意(1600m付近)


突然、雲(1600m付近)
青空が覗けている間に方向確認


雲が晴れて
左に中丸山・中央に蔵王沢・右にいろは沼・歓松平


風が吹き抜け
樹氷の姿がいいね(1550m付近)


風が舞い上がる場所
御田の神(1550m付近)


樹氷“エビのしっぽ”は寒さが大好き


青空とアオモリトドマツ(樹氷)
蔵王沢方向に向かう(1500m付近)


熊野岳(1841m)
青空と樹氷と流れる雲(1500m付近)


中丸山(1562m)
蔵王沢からの風景(1490m付近)


熊野岳鷲岩 “鷲が空を飛ぶ姿”と伝え聞く(1490m付近)


樹氷に風が当たり雪を抉る
新田平の樹氷は小さい・1480m付近


熊野岳を覗く
穏やかで樹氷も大きい・いろは沼付近


地蔵岳を覗く・いろは沼(1450m付近)


歓松平(1410m)付近のキタゴヨウマツ
中央に上山市街地と葉山(687m)・三吉山(574m)の風景

 蔵王山の標高1450m~1650m付近にアオモリトドマツ樹林帯があると思われます。アオモリトドマツに過冷却水滴が枝や葉にぶつかり凍りつき風上に向かって成長(エビのしっぽ)します。エビのしっぽがアオモリトドマツ全体を覆うと樹氷と呼ばれています。葉の無いアオモリトドマツは何とも言いようがありません。アオモリトドマツ再生を願う。

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成26年3月9日(日)晴
文 令和5年2月中旬
再掲載 あれから9年の歳月が過ぎ

前回の地蔵岳
平成29年2月14日(火)撮影
前々回の地蔵岳
平成27年3月17日(火)撮影
前々々回の地蔵岳
平成26年3月9日(日)撮影
以前の地蔵岳
平成26年2月20日(木)撮影
以前の地蔵岳
平成25年3月4日(月)撮影
以前の地蔵岳
平成22年2月8日(月)撮影
以前の地蔵岳
平成19年2月21日(水)撮影
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