白鷹山(しらたかやま)(標高994m)

山・白鷹山ある記
 白鷹山(994m)は白い鷹の棲む霊山として山岳信仰の対象とされている山で知られています。白鷹町・山辺町・南陽市との境にあり山頂に福満大虚空蔵尊が祀られています。12月初旬に雪が降りカンジキを準備しての白鷹山行きです。大平登山口でカンジキを履き農道・杉林・送電鉄塔脇・急な登り途中のブナ大木・高原放牧場0.6km-白鷹山0.8km分岐案内と積雪に難儀しながら登る。はじめてカンジキを履いたと言う同行者と先を交代しながらブナ林や月山・うっすらと小さく鳥海山・雲海の景色を楽しみながら登ると白鷹山山頂神社です。
 神社裏で大朝日岳を覗き気象観測ドームへと歩く。見晴らしの良い場所で昼食とコーヒーを飲みながら雄大な風景を展望する。雲海上に月山・朝日連峰・飯豊連峰浮かぶ。雲海の間からは白鷹町中山地区や市街地が覗ける風景が嬉しい。ゆっくりと時間を過ごし同じコースでカンジキの紐を結び直して下山です。同行者の初めてカンジキを履いたと思えない歩き方に感心したのでした。
 毎年5月13日に白鷹虚空蔵尊祭礼・白鷹山山頂サミット(高い山の日)が行われ山麓にある小学校の児童達の様子も伺えます。(参考・一等三角点は気象観測ドームの裏側)



白鷹山(994m)
虚空蔵菩薩を祀り白い鷹の棲む霊山として山岳信仰の対象とされている山


気象庁の気象観測ドーム
天気の良い日は周辺の市街地から白く見える時がある


朝日連峰(大朝日岳(1870m))
雲海の間から白鷹町中山地区を覗く


飯豊連峰(飯豊山(2105m))
雲海の間から白鷹町市街地方面を覗く


月山(1984m)
姥ヶ岳(1670m)・湯殿山(1500m)と雲海


朝日連峰と右に観測ドーム
白鷹山神社裏からの風景・太陽を待っていましたが出ず


ブナ林の尾根を歩く
これまで一度もカンジキを履いたことが無い同行者


白鷹山を木々の間から覗く
しばらく登ると高原放牧場0.6km・白鷹山0.8km分岐案内あり


ブナ大木
大平地区・農道・杉林・送電鉄塔・急な登りの途中にあり


白鷹山・少年自然の家とある分岐
大平地区から農道を歩き杉林の途中にあり

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
撮影 平成25年12月18日(水)

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