元滝伏流水もとたきふくりゅうすい)

 駐車場から約750m歩くと、「元滝伏流水」に到着します。「元滝伏流水」は鳥海山の溶岩の末端崖から溢れ出す湧水がつくる滝です。滝の大きさは落差約5m、幅30mで、湧き出す水の水温は一年を通してほぼ10度です。夏になると、冷たい湧水と周囲の気温との温度差によって滝の周りに霧が生じ、コケに覆われた溶岩の表面が霧の中に浮かんだような、幻想的な景観をつくりだしています。この景観は約16万~2万年前に鳥海山から噴出した溶岩流と、その中を伏流してきた冷たい湧水が、長い年月をかけて作り上げているものです。苔が生えている岩の上に上がったりしないように、景観の保全にご協力ください。なお「元滝」という滝そのものはもう少し上流にありますが、崖崩れのため現在立ち入りできません。 鳥海山・飛島ジオパーク より
 所在地・秋田県にかほ市象潟町関  平成6年6月撮影・当時は元滝周辺全体を「元滝」と呼んでいたような気がします。上部の「元滝」への立ち入りは禁止になり、元滝伏流水の名前が付いたように思います。



元滝伏流水
滝と蔦の風景


元滝伏流水
霧と滝の風景


元滝伏流水


元滝伏流水
滝と苔の風景


元滝伏流水
滝と蔦の風景


元滝伏流水


滝の流れに水苔が映える


元滝伏流水


元滝伏流水


元滝伏流水


伏流水


元滝伏流水
滝と蔦の風景


元滝伏流水
滝と蔦の風景


元滝伏流水
滝と蔦の風景



元滝伏流水


元滝伏流水


元滝
水流が少なく傍に寄れた


元滝

 元滝まで木道、岩場を慎重に歩き元滝を見上げた記憶があります。現在は立ち入り禁止になっています。
 刻々と変化する霧と滝を見ながらの撮影でした。1994年(平成6年)6月にポジフイルムで撮影した写真です。当時はまだ駐車場や散策道は整備中で、林道の脇に駐車場所(3~4台位)に車を止めて歩いた様な記憶があります。現在は駐車場、散策道が整備されています。

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
鳥海山登山ガイド協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成6年6月(日付記入無)(あれから29年が過ぎ)
文 令和5年5月下旬
案内 写真家 斎藤政広氏

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