男甑山(おこしきやま)(標高981m)

 秋田県境に位置する甑山は加蕪山とともに丁山地を代表する双耳峰である。特に目を引くのが男甑山の東面に標高差200mほど切れ落ちたスラブ状の大岩壁である。男甑山山頂から眺める女甑山の山容も魅力的と紹介されています。 2008年10月14日(火)、甑山(男甑山981m・女甑山979m)の登山口確認のつもりで山形から国道13号で秋田方面に、真室川町及位(のぞき)から(県道35号を行くと大滝小学校近くに、ブナ林と巨木の里・加蕪山・甑山登山道案内図がありました。ここからの林道をゆっくりと対向車が来ないこと祈る気持ちでの運転でした。しばらく行くと甑山登山口の案内あり。3~4台駐車可能と思われる場所がありました。前日に登山装備を整え下見のつもりで、早朝、自宅を出たのです。男甑山登山口標柱を見て周辺を少し歩き、これならと登る準備をする。



男甑山標高981m
甑山の姿・登山口周辺からの風景


男甑山頂・三角点標高981m
山頂は広くないが、紅葉の景色がとても良かった


山頂からの烏帽子岩
岩峰の烏帽子岩が威容に見える姿


ブナ大木
山頂はもうすぐの登山道にブナ大木


男甑山山頂への急登斜面
切り立った岩肌が目の前に現れる


女甑山標高979m
左下に名勝沼を望む風景


雲に隠れる鳥海山
紅葉と加蕪山や丁岳の山並の上に見えた


ブナ紅葉
地蔵鞍と思える尾根のブナ


女甑山と男甑山
男甑山登山道は林の中で急斜面


登山道のブナ黄葉と木々の紅葉が印象的


ブナ大木の木肌模様
ブナ林の登山道はなぜか嬉しいのです


分岐標柱・←甑山・鏡沢→
登山口から杉植林地の山道をしばらく歩く


甑山登山口
林道路肩の駐車場所近くに標柱


―ブナと巨木の里―
加蕪山・甑山登山道案内図・真室川町企画課商工観光係
日本一の縄文のクロベ 7・4k←
標柱と案内図

 甑山登山口に着き周辺を歩き、甑山山頂に2時間位で登れると聞いていたので10時30分頃に登山開始です。しばらくゆっくりと言いながら山道を歩く、甑山・鏡沢の分岐を甑山方向に登ると枝分かれあり直登する。ブナ大木、紅葉の地蔵鞍と思える尾根から見る男甑山と女甑山の急斜面に感心しながら登る、ちらっと見えた鳥海山に喜び、名勝沼と女甑山の風景を眺めながら登ると男甑山の岩肌の急斜面が目前にあり。慎重に登りブナ大木の脇を通り抜けると男甑山山頂です。山頂から望む偉容な姿の烏帽子岩が印象的です。広くない山頂ですがお昼を済ませ、同じコ~スを下山です。
 尾根周辺の紅葉(黄葉)が綺麗に映え、白い木肌のブナや尾根伝いの木肌模様のブナ、朽ち果て様子のブナ、いずれもブナ林が好きなのです。独り言・ゆっくりと言いながら忙しくの下山かな。 登山口駐車場所着・そして、林道を対向車がこない事を願いながらの通行でした。

撮影・文 吉田善春
蔵王山岳インストラクター協会会員
鳥海山登山ガイド協会会員
JMGA資格認定・登山ガイドⅡ
撮影 平成20年10月14日(火)晴
  あれから13年の時が過ぎ、再掲載
     文 令和3年10月初旬
撮影記録より

前回の男甑山
平成20年10月14日(火)撮影
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